鹿児島県薩摩川内市と凱信数基(カイシンデジタルインフラストラクチャー)は18日、立地協定を結んだ。同社は、川内火力発電所跡地の「サーキュラーパーク九州」内にAI(人工知能)データセンター(DC)を建設する。26年度中に初期段階の整備に着手し、2033年3月までに本格稼働する。投資予定額は約8500億円。このほかサーバーなど約2兆円相当の関連投資を見込む。
同社は、台湾のベンチャーキャピタル大手のCDIBキャピタルグループと信越科学産業が設立した。計画では、初期段階のコンテナ型DC(受電容量6・4メガワット)を建設し、27年度に供用を開始。その後は段階的に350メガワットまで施設を拡張する。
締結式には鹿児島県の塩田康一知事、薩摩川内市の田中良二市長、凱信数基の南怡君(ナン・イージュン)代表が出席。田中市長は「関連産業の立地・集積などに伴う地域経済の活性化や雇用創出を期待している」とコメントした。市は、関係機関と連携し、インフラ整備や各種手続きを進め、AI産業の集積拠点づくりを後押しする。
