兵庫県芦屋市は4日、「阪神間都市計画事業JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発事業」に着工した。住宅や商業施設などで構成する延べ1万6000㎡超の複合施設を整備する。2030年度内の竣工を目指す。特定建築者として東急不動産が参画しており、基本・実施設計は大建設計、施工は清水建設が担当する。
JR芦屋駅直結型の再開発ビルとなり、共同住宅51戸、店舗、事務所、飲食店などを配置するほか、3階には図書機能と、市民活動センターの機能を備えた公益施設、再開発ビルと駅をつなぐペデストリアンデッキ、地下駐輪場などを整備する。公益施設の整備推進支援業務は、地域計画建築研究所が担当している。
規模はRC造地下2階地上11階建て延べ1万6363㎡。総事業費は277億3000万円。建設地は兵庫県芦屋市業平町、上宮川町、船戸町、大原町の敷地2747㎡。再開発ビルをつなぐペデストリアンデッキと地下駐輪場は27年1月の着工、31年7月の完成を目指す。周辺道路の拡幅やロータリーの整備も含めた事業全体の完成は32年度となる見込み。
事業を巡っては、特定建築者の募集を3度かけた結果、東急不動産が選ばれたが、施工者は未定のままだった。事業計画の見直しによる特定建築者募集の遅れ、用地取得の遅れなどがあったが、ようやく着工となった。
