東京都葛飾区の東京拘置所内にある旧小菅刑務所庁舎は、蒲原重雄が設計を手掛け、国の重要文化財に指定されている。しかしじっくり見る機会は少ない◆それが9月26日の矯正展で一般公開されると知り訪れることにした。ところが、先に来場した友人から「諦めた方がいい」と連絡が来た◆聞けば、旧庁舎前には大行列ができ、待ち時間は90分。矯正展の数ある展示の中でも指折りの盛況さだった。結局時間がなく、旧庁舎の外観を見るだけで帰ることになった。見学を希望する方には、来年の矯正展で開場直後の来場をお勧めしたい◆建設会社や官公庁がPRなどで施設などを公開したいが、なかなか機会がつくれないとの話を時折耳にする。機会の少なさを逆に希少性としてアピールするなど、発想の転換が効果的な場合もありそうだ。
