武蔵小山駅東C地区市街地再開発準備組合が、東京都品川区で進める再開発事業の概要が明らかになった。再開発施設の規模は、地下2階地上18階建て延べ約1万2570㎡。高さは約60mとなる。2027年度の都市計画決定と組合設立認可を経て、28年度での権利変換計画の認可を予定する。29年度から既存建物解体・新築工事に着工し、32年度の竣工を目指す。
主要用途は、住宅、店舗、駐車場など。周辺の商店街や広場と調和した商業機能と良質な住宅を整備することで、魅力ある複合市街地を形成する。また、歩行者の安全性と回遊性を高めるため、歩道状空地や区画道路4号、広場3号の再整備を進めるほか、自動車交通の円滑化に向け区画道路3号の道路拡幅を実施する計画だ。あわせて、緑化の推進や無電柱化により緑豊かな景観の形成に寄与するとともに、防災備蓄倉庫や自家発電設備を整備することで地区全体の防災対応力を強化する。
再開発の計画地は「武蔵小山駅東C地区」で、東急目黒線武蔵小山駅から東に約150mに位置する約0.2ha。現時点の用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率400%となっている。
武蔵小山駅東地区(約4.0ha)では、商業機能の活性化、都心居住の推進、防災性の向上、にぎわいの創出の実現を目指し、地区ごとに段階的なまちづくりが進められている。周辺地区では、08年にパークホームズ武蔵小山、19年12月に武蔵小山パルム駅前地区、21年4月に武蔵小山駅前通り地区がそれぞれ竣工した。
武蔵小山駅東C地区は、04年9月に「武蔵小山駅東地区街並み再生地区」に指定された。05年には「武蔵小山駅東地区地区計画」を決定。17年9月の再開発協議会発足を経て、21年1月に武蔵小山駅東C地区市街地再開発準備組合を設立した。
事業協力者には旭化成ホームズが参画している。事業コンサルタントは、アール・アイ・エー、大作寛交通計画事務所が担当している。
