東京都町田市は、通行者がスマートフォンのアプリを使って道路施設の不具合を通報できるシステムを導入する。専用アプリは1日から配信開始、多摩26市では初めてとなる。都内自治体で2番目の総延長1200㎞の市道管理に当たって、通行者協力のもと、迅速に対応することが狙い。
利用者がスマートフォンのカメラで不具合個所を遠近2枚撮影すると、GPS(全地球測位システム)機能によって場所が特定される。現場の状況を「亀裂」「段差」「落下物」など13項目から選択し、電子メールで送信するだけと簡単な操作が特徴だ。
道路不具合に関して、2016年度の電話通報は約8000件。システム導入によって、約1割となる800件程度の利用を想定する。
市は、道路での運用が浸透すれば、公園管理などにも機能を拡張したいという。
公式ブログ
【道路管理】スマホアプリで通行者が不具合を通報! 4月から町田市が導入
[ 2018-04-11 ]