【土木広報大賞】第一回最優秀賞にはドボクマニアが講師の「どぼくカフェ」 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【土木広報大賞】第一回最優秀賞にはドボクマニアが講師の「どぼくカフェ」

 土木学会(小林潔司会長)は、優れた土木に関する広報活動や作品を顕彰する「土木広報大賞2018」の各賞を決定した。第1回となる今回は99件の応募の中から、最優秀賞1件、優秀賞2件、佳作5件、審査員賞8件の計16件を選出した。最優秀賞にはフォーラム・シビル・コスモス(FCC、大阪市)の活動、「どぼくカフェ」が輝いた。表彰式は11月12日に、東京都新宿区の同学会で開く。
 土木広報大賞は、暮らしを支えている土木の役割・意義・魅力に関する広報活動、作品のうち、他団体の模範となり、展開が期待される取り組みを顕彰することを目的に創設した。土木に関する広報情報の集約、優良事例の情報共有も目指している。
 最優秀賞に輝いた「どぼくカフェ」はドボクマニアを講師に迎え、一般の人たちの目に触れるところで土木の面白さや楽しさを伝える場を提供していることなどが評価された。

「どぼくカフェ」ではドボクマニアを講師に迎え土木の面白さを伝える場を提供している

 最優秀を除く各賞は次のとおり。
 〈優秀賞〉CON!CON!富士山の体積をはかる「アイデア」大募集!=静岡県建設コンサルタンツ協会(静岡市)▽ワクワク土木土木(ドキドキ)デミーとマツの驚き土木体験イベント=噂の土木応援チームデミーとマツ(福岡市)。
 〈準優秀賞〉「ドボク模型」により土木をわかりやすく伝える広報活動=藤井基礎設計事務所(松江市)▽官民の壁を打ち破り、土木が地域の未来をつくる。「静岡どぼくらぶ」=静岡県▽出島表門橋架橋プロジェクト広報活動「DEJIMA AGAIN」=DEJIMA BASE・NEY&PARTNERS JAPAN(長崎市、東京都渋谷区)▽やんばツアーズ=国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所(群馬県)▽ツタワルドボク=ツタワルドボク(福岡市)。
 〈審査員賞〉インフラツアーポイントガイド=国土交通省東北地方整備局(仙台市)▽語りつぐ天竜川=国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所(長野県駒ヶ根市)▽稲むらの火の舞台で世代を越えて伝わる津波防災への想い「広村堤防と津浪祭」=和歌山県広川町▽土木系学生のためのコンクリートカヌー大会=土木学会関東支部(東京都新宿区)▽土木技術者を目指す女性のための就職支援冊子『Civil Engineerへの扉2017年版』=土木技術者女性の会(同渋谷区)▽冊子『国道211号啓開の記録』=国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所(北九州市)▽パンフレット『信州の土木魅力のマップ』の発刊と活用の取り組み=土木・環境しなの技術支援センター(長野市)▽やまかわさとみ(山川里美)の新作狂言=やまかわさとみ事務所(愛知県津島市)。

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