【清水建設災害防止協議会】出前授業@石巻工高 生徒らが7工種を体験、専門工事業の理解深める | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【清水建設災害防止協議会】出前授業@石巻工高 生徒らが7工種を体験、専門工事業の理解深める

 清水建設東北支店災害防止協議会は15日、宮城県石巻市の県石巻工業高校で出前授業を行った。出前授業は、工業高校の生徒に専門工事業の仕事を理解してもらい、将来の担い手確保につなげるため、同協議会が2017年度から実施しているもので、ことしは4日に仙台市立仙台工業高校と県古川工業高校を対象に実施したのに続いて2回目となる。
 今回は、同校建築科の2年生約40人が参加。同協議会の江村克司宮城分会長が「専門工事業の仕事はやりがいのある仕事であり、ぜひ就職先の1つとして考えてほしい」とあいさつした後、生徒たちはとび、鉄筋、型枠、タイル、クロス、塗装、左官の7工種について、それぞれの技能者から指導を受けながら実際の作業を体験した。
 作業を体験した生徒からは「将来建設業で働きたいと思っているが、体験してますますその気持ちが強くなった」(水口璃音さん)、「実際の仕事ぶりを間近で見ることができ、とても勉強になったし楽しかった」(山内悠一斗さん)などの感想が寄せられた。
 学科長の畠山弘幸教諭は「座学の授業の何倍も理解が深まる。技能職希望生徒のほか、施工管理や設計志望の生徒も施工の仕事を知っておくことは必要なので、この機会に理解を深めてほしい」とコメントした。

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