日本郵便は、東京都渋谷区で開発を進めていた共同住宅「JP noie(ノイエ) 恵比寿西」を竣工した。1-2階部分にシェアオフィスなどのワークプレイスを設け、スタートアップやフリーランス、社内起業家を始めとする多様な暮らし、働き方に対応する。建物コンセプト・意匠監修を日建設計、設計施工は淺沼組が担当した。ワークプレイスの企画運営はツクルバ(目黒区)が手掛ける。
2階にはコミュニケーションフロア「co-ba ebisu residence」を設けた。リビングやダイニング、書斎などの機能をもつシェアスペースを据え、入居者同士の交流を促進する。30-70㎡の住宅を20戸設置し、「働く」と「暮らす」を融合したライフスタイルを実現する。
3-8階は平均70㎡以上の間取りで、住戸を提供し、職住近接の暮らしを好むDINKS、ファミリー層をターゲットとしている。
規模はRC造地下1階地上8階建て延べ5700㎡。戸数は51戸。建設地は渋谷区恵比寿西1-33-6の旧社宅跡地で敷地面積1886㎡。