【建設業からも多数選定】「働きやすい職場づくり推進フォーラム」 新潟市が企業を顕彰 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【建設業からも多数選定】「働きやすい職場づくり推進フォーラム」 新潟市が企業を顕彰

 新潟市は4日、新潟市の東区プラザで「働きやすい職場づくり推進フォーラム」を開き、働きやすい職場環境の整備や社員の健康づくりに取り組む企業を顕彰した。建設産業関連では働きやすい職場づくり推進賞にシーキューブとナカノアイシステム、健康経営優秀賞に開新電気と福田道路、全国健康保険協会新潟支部特別賞に本間組がそれぞれ選ばれた。
 働きやすい職場づくり推進賞の新潟商工会議所特別表彰に選ばれたシーキューブは、男性社員の育児休業取得への取り組みを進めていることなどが評価された。同賞の新潟経済同友会特別表彰を受賞したナカノアイシステムは、ハラスメントの外部相談窓口を設置するなど働きやすい環境を整備している。

福田道路の海野正美社長

 開新電気は、たばこを吸わない社員に禁煙手当を支給していることなどが受賞理由に挙げられた。福田道路は中期経営方針の重点テーマに健康経営を明記した点や、健診後の精密検査などの受診を義務化し、上司経由で結果を報告させる体制を整備した点などが評価された。

本間組の北見淳一安全品質環境部長

 本間組は全国健康保険協会と連携した健康セミナーを実施しているほか、健診後の医療未受診者への受診勧奨などに積極的に取り組んでいる。
 働きやすい職場づくり推進賞には14社の応募から5社、健康経営優秀賞には84事業所から5事業所が選ばれた。
 フォーラムの冒頭、中原八一市長があいさつした後、各賞に選ばれた各企業の代表者に表彰状が手渡された。相模女子大学の白河桃子客員教授、健康経営研究会の岡田邦夫理事長が基調講演したほか、パネルディスカッションも行われた。

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