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【豊和】究極の排煙窓を実現 ロングセラーの「マドコン」に新機能 無配線で感知器と連動

最終更新 | 2020/02/25 16:08

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 人を安全に、人にやさしく--。防災設備機器の製造・販売・施工を手がける豊和は、1953年の創業以来一貫して「防災」の観点で製品開発に取り組んできた。換気排煙窓シリーズ「マドコン」は、火災の煙による被害を最小限にしたいという安藤和明社長の一念から生まれ、発売から40年以上経過したいまも幅広く建築物に採用され、トップシェアを誇る。そのマドコンに煙感知器と連動し無配線で排煙装置を開閉する機能がこの春、新たに加わる。「究極の排煙窓を実現した」と安藤社長は胸を張る。

社会の課題に正面から取り組んできた アイデアマンの安藤社長

 兵庫県尼崎市にある豊和の本社は、新幹線の車中からも見ることができる。新神戸~新大阪間で外を眺めていると、やがて藻川のほとりに立つ広告看板が目に飛び込んでくる。ロゴマークとともに記されている商品名が、「マドコン」と「ドアコン」だ。

本社屋の看板には社名とともに 「マドコン」「ドアコン」の名が

 100人以上が亡くなった1972年の大阪・千日前デパート火災以降、「排煙」の重要性が叫ばれるようになったことを受け、安藤社長は簡単な操作で排煙できるマドコンを79年に開発。翌年には当時扉式が主流だった防火扉を引き戸にすることで安全性を高めた遮煙(しゃえん)防火戸・ドアコンを発売し、これも一躍ヒット商品となった。現在マドコン・ドアコンとも多彩なバリエーションをそろえ、文字どおり看板製品として広く認知されている。
 豊和には、マドコン・ドアコンのように国内で起きたさまざまな災害や事件・事故を機に誕生したものが少なくない。2011年の東日本大震災後は節電意識の高まりを受け、電気エネルギー消費量を最小限に抑制する自動開閉自然換気システム「エコロベェ」や同じく自然換気システムでセンサー制御を搭載した「エコバランス」を発売した。
 また、中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故(14年)を受け、従来のアンカーボルトの弱点を克服した「AAP膨脹アンカー」を開発。アイデアマンの安藤社長は災害や事件・事故で浮き彫りになった課題に正面から取り組み、社会の安全・安心に貢献する製品を数多く生み出してきた。
 そんな安藤社長の心をまたも揺さぶる事件が起きてしまう。19年7月の「京都アニメーション放火事件」だ。京都市にあるアニメスタジオに突然侵入した男がガソリンを撒いて放火し、36人もの尊い命が奪われた。犠牲者の多くは煙による一酸化炭素中毒によるものともいわれ、排煙の重要性が改めてクローズアップされた。だが排煙窓が設置されていても機能しなければ結局、人の命を守ることはできない。
 「突然の火事で一度パニックになってしまえば、排煙窓を開けて逃げる余裕なんてない」ことに安藤社長は強いショックを受けた。「ならばマドコンにできることは、何だろう」。初心に戻り、考えた。煙感知器とマドコンを一体化することをふと思いついた。さっそく開発に取りかかり誕生したのが、煙感知器とマドコンを電波(特定小電力)で同期させるシステムだ。
 マドコンのハンドルボックス内に受信機と小型バッテリーを搭載。煙を感知するとアラームが鳴り響くと同時に、マドコンの自動開閉装置も作動する。
 煙感知器と排煙窓が連動するシステムはこれまでもオフィスビルに導入されているが、これらは施設内の防災センターを中継する大がかりで特殊なもの。これに対し豊和が開発したシステムは、「配線がないので施工が容易。コストも安く、既存のマドコンにも取り付けできる。歴史あるマドコンに新たな価値が生まれた」と安藤社長は優位性を強調する。

既存のマドコンにも取り付け可能だ

 特許登録申請済みで、4月以降の発売を目標に着々と準備を進めている。予期しない火事へ、万全の備えを。人にやさしく、安全な社会を支える豊和のものづくりはこれからも続く。
 
 
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