【実践課題を意見交換】マイナビグローバルの外国人雇用勉強会コミュニティー「MG-HUB」 | 建設通信新聞Digital

5月19日 日曜日

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【実践課題を意見交換】マイナビグローバルの外国人雇用勉強会コミュニティー「MG-HUB」

 マイナビグローバル(東京都千代田区、杠元樹社長)は、外国人採用・雇用に悩む企業関係者向け勉強会コミュニティー「MG-HUB」を発足し、第1回勉強会をオンラインで開いた。外国人材の組織定着、融和、マネジメント、戦力化など各社が直面する課題について参加者が積極的に意見交換した。

 MG-HUBは、外国人労働者数が過去最高の166万人を更新する中、外国人採用・雇用の現実的、実践的な課題に対応するため、当事者が意見交換するコミュニティーとなる。ゲストスピーカーによる講演も実施する。

 設立の背景について杠社長は「外国人雇用に関する課題の顕在化と、採用人数の増加により職場への影響が大きくなった」と説明。「十分な議論と、各社のノウハウを広げることで、マイナスイメージの浸透を防ぎたい」と意義を語った。

 初回の講師は、外国人雇用を支援するアネックスの天笠淳代表が担当した。受け入れ企業の既存の構成員自体がグローバル化する必要性や、外国人への固定観念を取り払う必要性を提示。「建設現場では『一声』に重みがある。一声あいさつ運動をした現場は雰囲気が変わる」と実例を紹介した。

 ある建設会社の参加者は「当社は障害者雇用を行っているが、外国人雇用も同じところがあり、特定の偏見を持つのではなく『個』として付き合っている。活躍の場をきちんと用意することが大切」と報告した。

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