愛媛県今治市をホームタウンとするサッカークラブ、FC今治(運営=今治・夢スポーツ)は、新スタジアムプロジェクト「里山スタジアム」のコンセプトムービーや計画概要、最新ニュースなどを紹介する特設ウェブサイトを開設した。基本・実施設計は梓設計が担当し、2023年の開業に向けて4月から実施設計に着手する。
プロジェクトのコンセプトは「里山スタジアム」で、サッカースタジアムを核に地域とヒトをつなぎ、人々の感性を呼びおこす、次世代文化・交流拠点を目指す。
365日のにぎわいを創出する仕掛けをふんだんに盛り込んでおり、サッカーの試合日は、祭りのようなワクワク感を演出する「里山」空間に加え、臨場感のあるピッチに近い観戦環境、VIPルームや多様な観戦環境を生み出す「里山ボックス」、スマートテクノロジーの導入など、試合をより楽しむことができる最先端のサッカースタジアムとなる。
また、試合のない日にも訪れる人々が関わり合いながら憩い、さまざまなアクティビティーも体験できる開かれたスタジアムを目指す。
3月に基本設計を完了し、4~10月に実施設計を進める。11月に着工し、23年1月の竣工、同2月の供用開始を予定している。
里山スタジアムの事業主は「今治・夢ビレッジ」。ランドスケープデザイン協力は、高野ランドスケーププランニング、施工はりんかい日産建設、四国通建が担当する。建設地は今治市高橋ふれあいの丘の敷地約4万8500㎡。