【FC今治・新スタジアム】梓設計がコンセプトを公表 みんなの居場所、現代の「里山」を目指す | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【FC今治・新スタジアム】梓設計がコンセプトを公表 みんなの居場所、現代の「里山」を目指す

 愛媛県今治市をホームタウンとするサッカークラブ、FC今治の新たなスタジアムの企画・設計提案を担う梓設計は、「里山スタジアム(SATOYAMA STADIUM)」というプロジェクトコンセプトを公表した

新スタジアムのイメージ

 日本の原風景として心の豊かさを育み、人と自然が共存・共生する集いの場であり、にぎわいのある営みがある里山をコンセプトに、サッカースタジアムを核としてヒト、モノ、コトが集積し、自然・景観と共生しながら、今治の魅力を再発見する「みんなの居場所」となる現代の「SATOYAMA」を目指す。
 「ヒト」が主役のSATOYAMAを拠点とし、人びとのリアルな交流や感動を産み出し、子どもから高齢者まで多世代にわたって、訪れる人々を元気にするプロジェクトを推進し、新スタジアムを核とした地方創生に取り組んでいく。
 新スタジアムの施工は、りんかい日産建設、四国通建が担当する。
 今治市が2019年にまとめた新スタジアムの整備計画案では、市営スポーツパーク(高橋ふれあいの丘)の市有地約5.7haを無償貸与し、J1、J2の基準を満たす1万5000席や照明を備えた施設を整備する。20年10月ごろに着工し、22年1月ごろの完成を目指す。

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