四電工と富士通四国インフォテックは、2020年秋に国内市場に投入した建築設備CAD「CADEWA Smart V2.0」の「English Edition」を開発した。前モデル「CADEWA Real」は2.5次元だったが、今回はフル3次元化を実現した。英語版は1日から販売しており、BIM化が進むタイやベトナムなど東南アジアをメインターゲットに展開していく。
「CADEWA Smart English Edition」は、国内で販売している「CADEWA Smart」のユーザーインターフェースそのままに、コマンドや部材名称、メッセージなどすべてを英語化した。
日本語版同様、海外で広く普及するオートデスクのソフト「Revit」とのダイレクト連携が可能で、“BIMソフト”としてプロセス最適化を支援する。建築と設備の統合調整が柔軟に進むことで、時間短縮と品質向上に大きく貢献する。