国土交通省は5日、2020年度i-Construction大賞の授与式を開いた。工事・業務部門、地方公共団体等部門、i-Construction推進コンソーシアム会員部門の3部門で、国交大臣賞と優秀賞に選ばれた計26団体を顕彰した。
今回は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、受賞者はオンライン形式で参加した。
授与式に出席した同省の大西英男副大臣は、「昨今の頻発・激甚化する災害を踏まえ、建設現場の生産性向上のみならず、防災や安全・安心の観点からもi-Constructionの取り組みの重要性が再認識されたところだ。加えて、新型コロナウイルス感染症を踏まえ、建設現場の生産性向上や働き方改革、リモートを中心にしたi-Conの重要性はますます高まり取り組みの加速が求められている。国交省の取り組みに引き続き、協力をお願いする」と呼び掛けた。
同大賞はi-Conに関するベストプラクティスを共有し普及・促進につなげるため、17年度に創設した。