大日本印刷と積水化学工業は、フィルムタイプの色素増感太陽電池(フィルムタイプDSC)と組み合わせ、室内でも電源なしで駆動する電子ペーパーを共同開発した。商業施設の建築装飾材や、交通インフラ用の情報表示器など、幅広い用途に向けて新市場を開拓する。
電子ペーパーは、屋内外にある交通機関の時刻表や案内図、標識、広告を表示する次世代メディアとして注目されていたが、電池交換や電源の確保が課題だった。今回、ペーパーの裏側にフィルムタイプDSCを貼り付けることで、発電しながら駆動できるようになった。照度500ルクス程度の暗めの室内でも発電する。
第1弾として、コンセント不要で持ち運びやすい電子看板を開発した。4月中旬からコンビニエンスストアの店頭に設置し、実証実験を展開している。
電子ペーパーは、屋内外にある交通機関の時刻表や案内図、標識、広告を表示する次世代メディアとして注目されていたが、電池交換や電源の確保が課題だった。今回、ペーパーの裏側にフィルムタイプDSCを貼り付けることで、発電しながら駆動できるようになった。照度500ルクス程度の暗めの室内でも発電する。
第1弾として、コンセント不要で持ち運びやすい電子看板を開発した。4月中旬からコンビニエンスストアの店頭に設置し、実証実験を展開している。