【戦略的広報】秋田建協が県内の建設ポータルサイトを開設へ いずれはリクルート活動にも | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【戦略的広報】秋田建協が県内の建設ポータルサイトを開設へ いずれはリクルート活動にも

 秋田県建設業協会(村岡淑郎会長)は今秋、戦略的広報活動の一環として県内建設業に特化した総合情報ポータルサイトを開設する。会員企業や団体がバラバラに行っている広報活動などの情報を一堂に集め、「そのサイトに行けば、(県内建設業の)すべてが見られるようにする」(荒川英俊専務理事)。将来的には、リクルートにも活用できるようにしたい考えだ。 急速な勢いで人口減少が進んでいる秋田県では、各産業とも担い手確保・育成が喫緊の課題となっている。特に将来の業界を背負う若者の確保が重要だが、全体的に「広報・PRが下手」とされる建設業界は他産業に比べて後れを取っているのが実情だ。
 こうした状況を踏まえ、同協会は県内建設業界の情報を一元化して発信するポータルサイトを立ち上げる。具体的な内容は今後詰めるが、「コンテンツをどんどん増やし、最終的には人材のマッチングや求人情報なども提供できるようにする」(荒川専務)予定だ。
 また、ランニングコストがネックとなるケースが多いサイトの運営に当たっては「協会職員が自前でコンテンツを更新できるような仕様とし、コストを抑えていきたい」(同)という。現段階では9月のサイト開設を目指している。

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