兵庫県三木市は、新たなごみ処理施設の整備を計画しており、2025年度早期に事業者を募集するための発注者支援業務を公告する。発注方式は未定。27年度内に着工し、31年度内の完成を目指す。24年度の3月補正予算では、同業務と地質調査業務などの関連費用として7800万円を計上している。
基本設計によると、新ごみ処理施設には乾式メタン発酵とストーカ式か流動床式焼却を組み合わせたハイブリッド方式の可燃ごみ処理施設とリサイクル施設を整備する。施設能力はごみ処理施設が年間2万1115t。リサイクル施設はあらごみが年間3273t、ペットボトルが61t、紙パックが4t。基本設計業務は復建調査設計が担当した。
事業手法は公設公営方式と特別目的会社(SPC)を設立しない公設・長期包括委託方式、DBO(設計・施工・運営)方式を比較検討しているが、PFI導入可能性調査の結果、公設公営方式はほかの2種類と比べて定量的・定性的なメリットが少ないと評価している。
総事業費は公設公営方式が295億8319万円、公設・長期包括委託方式が292億3609万円、DBO方式が292億1609万円。概算工事費はいずれも148億8500万円。VFM(バリュー・フォー・マネー)は公設・長期包括委託方式が1.8%、DBO方式が0.9%。
事業では、老朽化が進む清掃センター(同市加佐)の隣接地に新ごみ処理施設を整備する。これまで、20年度に基本構想と地域計画策定、21年度に基本計画策定、24年度に基本設計と生活環境影響調査を実施したが、資機材や人件費の上昇を受け、23年度からはコスト縮減策を検討していた。今後は、環境省が交付する循環型社会形成推進交付金の期限となる27年度内の着工を目指す。
基本設計によると、新ごみ処理施設には乾式メタン発酵とストーカ式か流動床式焼却を組み合わせたハイブリッド方式の可燃ごみ処理施設とリサイクル施設を整備する。施設能力はごみ処理施設が年間2万1115t。リサイクル施設はあらごみが年間3273t、ペットボトルが61t、紙パックが4t。基本設計業務は復建調査設計が担当した。
事業手法は公設公営方式と特別目的会社(SPC)を設立しない公設・長期包括委託方式、DBO(設計・施工・運営)方式を比較検討しているが、PFI導入可能性調査の結果、公設公営方式はほかの2種類と比べて定量的・定性的なメリットが少ないと評価している。
総事業費は公設公営方式が295億8319万円、公設・長期包括委託方式が292億3609万円、DBO方式が292億1609万円。概算工事費はいずれも148億8500万円。VFM(バリュー・フォー・マネー)は公設・長期包括委託方式が1.8%、DBO方式が0.9%。
事業では、老朽化が進む清掃センター(同市加佐)の隣接地に新ごみ処理施設を整備する。これまで、20年度に基本構想と地域計画策定、21年度に基本計画策定、24年度に基本設計と生活環境影響調査を実施したが、資機材や人件費の上昇を受け、23年度からはコスト縮減策を検討していた。今後は、環境省が交付する循環型社会形成推進交付金の期限となる27年度内の着工を目指す。