熊本市/4月22日まで参加受付/庁舎周辺まちづくり支援 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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熊本市/4月22日まで参加受付/庁舎周辺まちづくり支援

 熊本市は、「熊本市庁舎周辺まちづくりプラン(仮称)作成支援業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は22日まで、企画提案書は5月19日まで庁舎整備部庁舎周辺まちづくり課で受け付ける。同月下旬までのヒアリングと審査結果通知を予定している。
 参加形態は、単体または2、3者JV、事業協同組合。協力会社との提案も認める。単体とJV代表者、事業協同組合は、2015年度以降に国または都道府県、市区町村が発注したまちづくりに関する基本構想・方針などの支援業務の実績を求める。
 新庁舎の移転整備を契機とした現庁舎敷地周辺エリアの一体的なまちづくりを検討し、「(仮称)庁舎周辺まちづくりプラン」を策定する。有識者や関係団体、行政機関などで構成する「庁舎周辺まちづくりプラン(仮称)等検討委員会」を4月中に立ち上げ、新庁舎の整備や跡地利活用、まちなか再施策などについて議論する。会合は年4回程度を想定している。
 25年度は目的や対象エリア、位置付け、コンセプトなどを検討して26年3月までにプランの概要をまとめる。その後、新庁舎と隣接エリアの連携、にぎわい機能、現庁舎跡地の利活用といった重点的な取り組みを検討し、27年2月末の同プラン策定を目指す。
 業務では、新庁舎と現庁舎周辺の基礎調査・分析、まちづくりの方向性や跡地にふさわしい都市機能・空間の考え方、事業スキームの検討、検討委員会の資料作成などを担当する。提案上限額は7000万円(税込み)。履行期限は27年2月26日。
 新庁舎本館・議会棟は中央区桜町の「NTT西日本桜町ビル敷地」、中央区役所は同区花畑町の「花畑町別館跡地」への移転を計画しており、27年度までに設計を終え、28年度以降の着工を目指す。基本計画策定と設計業務は日建設計・太宏設計事務所JVが担当している。