首都高速道路会社は、日本橋区間の地下化で江戸橋ＪＣＴの都心環状線連結路が廃止になることに伴い、代替機能として新たな都心環状ルートを整備する、新京橋連結路の八重洲地区開削トンネル工事に着手する。ＷＴＯ対象の「（改）新京橋連結路八重洲地区開削トンネル工事」を総合評価一般競争入札した結果、２１日に鹿島・鉄建建設ＪＶと契約した。契約金額は２７１億７０００万円（税別、以下同）。予定価格は３９５億９５８１万６０００円だった。４者が参加した。
　工事内容は、新京橋連結路八重洲地区での開削トンネル（出入り口トンネルを含む）の躯体工約３２０ｍ、下水道管路撤去・敷設工約３７０ｍ、トンネル仮設工、八重洲線撤去工、換気所撤去工、八重洲線充●工、実施設計の各一式。契約後ＶＥ方式、週休２日交代制工事（発注者指定方式）で、ＢＩＭ／ＣＩＭ対象工事となる。工期は２０３６年３月３１日まで。工事場所は東京都中央区八重洲２丁目付近。