古河市/概算事業費は179億/新公会堂整備で中間報告 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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古河市/概算事業費は179億/新公会堂整備で中間報告

 茨城県古河市は、「(仮称)古河市新公会堂基本構想・基本計画案」の中間報告をまとめた。概算事業費は約179億円(税込み、以下同)と試算した。内訳は設計が約8億円、建物整備が約143億円、外構整備は約8億円、造成などが約20億円。
 2025年度にも基本構想・基本計画を策定し、27年度までに整備事業者を選定する。28年度から造成や設計を進め、31年度の完成を目指す。32年度中の供用開始を予定している。
 (仮称)古河市新公会堂基本構想・基本計画市民委員会が3月26日、「(仮称)古河市新公会堂基本構想・基本計画(案)中間報告書」を市に提出した。これを基に、市が中間報告をまとめた。
 新公会堂には約1300席の大ホールや約300席の小ホール、スタジオ4室、共用ロビーなどを設ける。
 建設候補地は、未来産業用地開発事業(大堤地区)で、JR東北本線古河駅から南東1.4㎞程度の国道4号沿いに広がる区域約17ha。古河市の所有ではないため、民間活力を導入したPFI手法などでの整備を検討する。
 (仮称)古河市新公会堂基本構想・基本計画策定支援業務は、シアターワークショップ・日本工営都市空間JVが担当している。