6月27日まで受付/掛川・菊川市衛生組合のDB新施設 | 建設通信新聞Digital

5月13日 火曜日

中部・北陸

6月27日まで受付/掛川・菊川市衛生組合のDB新施設

 静岡県掛川市と菊川市で構成する掛川市・菊川市衛生施設組合は12日、DB(設計施工一括)方式を採用する新廃棄物処理施設整備事業の総合評価一般競争入札を公告した。現地見学会は20-23日に予定し、申し込みは開催日の2日前(土日除く)まで受け付ける。参加表明書は6月27日まで受け付け、12月中旬に開札する。2026年2月に本契約する。予定価格は296億2300万円(税込み)。
 参加資格は、プラントの設計・建設を担当する代表企業が1社、建築物設計・建設を担当する企業が1社以上、地元の建設企業2社以上の計4社以上のJV。代表企業は清掃施設工事1400点以上、建築物設計・建設の担当企業は1級建築士事務所の登録と建築一式工事1400点以上、地元企業は同800点以上を求める。
 焼却施設とマテリアルリサイクル推進施設を現地で建て替える。新焼却施設の処理能力は日量120t(60t×2炉)で、焼却方式はストーカ方式。新マテリアルリサイクル推進施設は、5時間当たり10tの処理能力を想定する。施工場所は掛川市満水の敷地4万7134㎡(平地面積3万㎡)。事業期間は30年3月31日まで。要求水準書作成・事業者選定支援業務委託は、パシフィックコンサルタンツが担当している。