総事業費は963億円/29年4月着工、33年完成/小山三丁目第1地区再開発 | 建設通信新聞Digital

7月18日 金曜日

関東・甲信越

総事業費は963億円/29年4月着工、33年完成/小山三丁目第1地区再開発

 小山三丁目第1地区市街地再開発組合は、東京都品川区で計画している「同地区第一種市街地再開発事業」の事業計画書をまとめた。総事業費は約963億円、このうち工事費は約615億円、調査設計計画費に約33億円、土地整備費に39億円を見込んでいる。2029年4月に着工し、33年9月の竣工を目指す。
 事業計画書によると、地区は武蔵小山商店街パルムを挟んで「A-1街区(高層棟部分)」と「A-2街区(低層棟部分)」の2街区に区分される。
 A-1街区には、RC造地下2階地上39階建て延べ約11万4630㎡、高さ約145mの建物を建設する。6-39階を住宅とし、その他は店舗や駐車場などで構成する。A-2街区にはS造地下2階地上3階建て延べ約9220㎡、高さは20mの建物を建設する。店舗や駐車場などとなる。
 施行地区は小山3丁目の一部。東急目黒線武蔵小山駅の駅前広場の南側に隣接している。面積は約1.4ha。
 事業協力者は、三菱地所レジデンスと日鉄興和不動産。特定業務代行者には大林組が参画している。