枚方市/25年度内に準備組合/長尾駅周辺まちづくり竹中土木JVらが協力 | 建設通信新聞Digital

6月6日 金曜日

関西

枚方市/25年度内に準備組合/長尾駅周辺まちづくり竹中土木JVらが協力

 大阪府枚方市のJR学研都市線長尾駅周辺まちづくりで、長尾駅東、長尾播磨谷、長尾荒阪の3地区の地権者らは、準備組合の設立に向けて事業協力者を交えて各種検討を進めている。駅東地区の協力者は竹中土木・高松建設JV、播磨谷地区は大和ハウス工業・戸田建設JV、荒阪地区は鴻池組・シーアールイーJVが担当。いずれの地区も、2025年度中に準備組合を設立する想定だ。
 土地区画整理事業の対象区域は、長尾駅周辺の土地約95haで、3地区に分割してまちづくりを進める。
 駅東地区(6.2ha)は区域南端に位置し、商業、住宅、サービス施設を配置。現時点ではマンション建設や都市計画道路の整備などを想定しており、概算事業費は約50億円。今秋ごろに事業計画の概要を取りまとめる見通し。
 播磨谷地区(29.8ha)は、住居、農業、医療、商業機能を集積するほか、自然環境保全エリアを含む。事業概要は非公表。
 荒阪地区(40ha)は、対象地域北端に位置し、北部を産業集積ゾーン、南部を生活福祉ゾーンに位置付けている。事業概要は非公表。
 事業協力者は、土地利用計画、公共施設整備計画、事業基本計画の作成、事業成立性の検討、土地利用調整、技術的支援などを担う。