建築の価値創造を追求/創立50周年記念大会/建築積算協会 | 建設通信新聞Digital

7月23日 水曜日

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建築の価値創造を追求/創立50周年記念大会/建築積算協会

 日本建築積算協会(浦江真人会長)は18日、東京都港区の明治記念館で創立50周年記念大会を開いた=写真。会員をはじめ、国土交通省や関係団体など多数の来賓、関係者が詰め掛け、50周年を祝った。
 冒頭、生島宣幸副会長が「今日を契機に、全国の協会会員、積算技術者の皆さんと力強く新たな一歩を踏み出していく」と大会宣言した。
 その後、浦江会長は協会の歩みを紹介した上で、「過去に会員だった方も含めるとこれまでの会員数は延べ1万人に上る。この50年間で会員数は最大を更新しており、平均年齢は低下傾向にある。女性会員の割合も高まっている。このような状況で50周年を迎えられ、非常にうれしい」と喜びを語った。
 続けて、「当協会の多様な会員構成による総合力を生かし、時代の変化に適応しながら自らを再構築、進化、発展させていく。建築の価値創造を追求し、信頼され、選ばれる技術者の団体でありたい」と思いを新たにした。
 来賓の佐藤由美国交省官房官庁営繕部長は「建築の各段階に携わる発注者、設計者、施工者など、全ての人が積算やコスト管理に対する適切な知識と経験を持つことが望まれる。協会の役割はますます重要になっている」と祝辞を述べた。
 式典では、東大名誉教授の藤森照信氏が基調講演したほか、パネルディスカッションを行った。