小学校2校の建替を計画/9月下旬に提案競技/天理市DB | 建設通信新聞Digital

8月13日 水曜日

関西

小学校2校の建替を計画/9月下旬に提案競技/天理市DB

 奈良県天理市は、市内小学校2校の現地建て替えを計画している。2028年9月の供用を目標に設計施工一括方式(DB)を採用、2件の事業者選定手続きを同時並行で進める。予定では9月26日に公募型プロポーザルを公告、参加表明は10月17日まで受け付ける。2026年3月9日に特定通知する。事業計画支援業務は、安井建築設計事務所が担当している。
 事業の対象は、山の辺小(別所町380)と柳本小(柳本町1231)。両校とも新校舎のほか屋内運動場やグラウンド、駐車場などの整備も含め、DBで委託する。
 同市によると、新校舎の規模は山の辺小が延べ約2900㎡、柳本小は同1800㎡を想定している。
 契約後、26年度は設計期間に充て、27年4月に着工。28年7月末までに工事を完成させる。
 現在の山の辺小はRC造3階建ての校舎棟2棟、体育館(RC一部S造2階建て)などで構成し、総延べ床面積は4894㎡。一方、柳本小はRC造の校舎棟3棟、RC造2階建ての屋内運動場などで構成し、総延べ5481㎡。両校とも築60年近い建物が含まれるなど、老朽化が進んでいる。