滋賀県湖南市は、「湖南市庁舎周辺整備事業実施設計等ＣＭ（コンストラクション・マネジメント）業務および湖南市東庁舎周辺サウンディング調査支援業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は９月１０日まで、総務部管財契約課庁舎整備室で受け付ける。提案書の提出は同月１６日まで。プレゼンテーション審査を経て同月下旬ごろに特定する。
　参加資格は、２０１５年度以降に同種業務（国または地方自治体の延べ５０００㎡以上の庁舎の新築、増築、改築に伴うＣＭ業務）か類似業務（国や自治体以外の延べ５０００㎡以上の建築物の新築、増築、改築に伴うＣＭ業務、または、自治体が発注した延べ５０００㎡以上の建築物の新築、増築、改築に伴うＣＭ業務）を元請けとして履行した実績など。
　業務では、湖南市庁舎周辺整備事業における工事発注までのスケジュール管理、コスト・品質管理、サウンディング調査を実施する。
　業務内容は、実施設計などＣＭ（実施設計開始段階の検討、実施設計の内容確認、特殊機器・家具・備品・ＩＣＴなど付帯工事への対応、工事発注計画の作成・更新）、サウンディング調査支援。委託上限額は３６００万円（税込み）。
　業務期間は２６年９月３０日まで。建設地は滋賀県湖南市中央１－１ほか。
　新庁舎の想定規模はＳ造４階建て延べ１万１１１３㎡。現東庁舎の南側にある駐車場敷地を活用して建設する。
　設計と工事の発注は、分離方式と一括方式を選択肢として検討を続けている。１０月中旬ごろに決定し、２５年度内に発注手続きを開始する。２６年度中の工事着手と２８年度中の完成を目指している。基本計画策定業務はサンワコンが担当した。概算事業費は８９億円。