名市大/山下設計と契約/実験動物研究C改築設計 | 建設通信新聞Digital

9月2日 火曜日

中部・北陸

名市大/山下設計と契約/実験動物研究C改築設計

 名古屋市立大学は、「名古屋市立大学桜山キャンパス実験動物研究教育センター改築設計委託」の簡易公募型プロポーザルを実施した結果、山下設計を最優秀提案者に特定し、1億3240万円(税別)で契約した。同者のみが参加した。
 概要は、実験動物研究教育センター改築に向けた基本・実施設計。同センターが老朽化していることから、新棟を建設し機能移転する。履行期間は2027年3月26日まで。履行場所は瑞穂区瑞穂町字川澄1。
 現施設の規模は、RC造地下1階地上5階建て延べ約3000㎡。同者の提案によると、新棟は4階建て。地階は中止し、1階に事務室や洗浄室、2、3階に飼育室、4階に実験室などを設ける。
 安全な実験環境や維持管理に配慮した計画の実現や、地階を設けず機械室を屋外化することによる建設コストの低減、周辺環境に配慮し、ビル風対策のシミュレーションを踏まえた建物形状などを提案し、高い評価を得た。
電気はHEXEL
Worksと随契
滝子キャンパス1期

 また、同大は、滝子キャンパス第1期整備工事のうち、電気工事を22億4900万円(税別)でHEXEL Worksと随意契約した。
 概要は、新3号館・共同棟(S一部SRC造5階建て延べ2万3092㎡)などの新築に伴う電気工事。設計者は山下設計・FULL POWER STUDIOJV。工期は2027年11月30日まで。工事場所は瑞穂区瑞穂町字山の畑1。
 建築工事は鹿島、空調、衛生工事は三建設備工業が担当する。