実践女子学園/渋谷中高新棟東急で設計施工/26年夏着工、28年春オープン | 建設通信新聞Digital

9月5日 金曜日

関東・甲信越

実践女子学園/渋谷中高新棟東急で設計施工/26年夏着工、28年春オープン

 実践女子学園は、2025-34年度の中期計画に盛り込んだ東京都渋谷区の中学校高等学校の新棟建設に、東急建設の設計施工で26年7月に着工する。28年4月のオープンを目指す。
 中高校舎の新棟は、11月に解体工事に着手する「下田陞勲記念館」の跡地に整備する。S造10階建てで、25年度に基本・実施設計を進める。建設地は東1-1-11。
 主体的に学び続け、多様性を認めて他者と協働でき、自分の考えを発信できる生徒を育てるため、「新しい学びの基地」をコンセプトに、主体的な探究学習やグループ学習に取り組む「ラーニングコモンズ」や、STEAM教育の活動を支援したり外部企業との連携を視野に入れたラボ、国籍・世代を超えて自由にコミュニケーションが取れる空間を設ける。設計に当たっては、教職員・生徒によるワークショップを開催する。
 設計・施工者は、複数の企業によるプロポーザル方式で選定し、5月に契約を結んだ。
 現在の校舎である1館と3館は、新棟完成後に解体し、学園用地を確保しつつ、グラウンドを整備する。学園用地の今後の利活用方法は、別途、検討を進めている。