積水ハウス/千種ビル群跡地に共住/48階建て延10万㎡ | 建設通信新聞Digital

9月18日 木曜日

中部・北陸

積水ハウス/千種ビル群跡地に共住/48階建て延10万㎡

 積水ハウスは、名古屋市の千種ビル群跡地に整備する店舗併設型共同住宅の計画段階環境配慮書の縦覧を始めた。10月16日まで公開し、同月31日まで意見を受け付ける。
 名称は「(仮称)千種駅前計画」。規模はRC一部S造地下1階地上48階建て延べ約10万㎡。戸数は約450戸。高さは約190m。駐車台数は最大約450台。建設地は東区葵3-1501ほか。事業実施想定区域の区域面積は約1万0400㎡。
 配慮書によると、地下1階部分の規模と構造について、地下縮小のA案と地下拡大のB案を示している。A案では、地下部の面積を小さくして工事規模を抑え、西側道路境界からの離隔距離確保と工期の短縮を図る。B案では地下部の面積を大きくし、駐車台数を多く確保するなど事業生産性を高める。
 工事予定期間はA案の場合は46カ月、B案は53カ月としている。
 千種ビル群は、住友生命千種第一ビル、同第二ビル、同第三ビル、同駐車場ビル、同ニュータワービルの5棟で構成。現在、解体工事が進んでいる。