倉敷市/浦辺設計に決まる/市民会館長寿命化改修設計 | 建設通信新聞Digital

10月7日 火曜日

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倉敷市/浦辺設計に決まる/市民会館長寿命化改修設計

 岡山県倉敷市は、「市民会館長寿命化改修基本・実施設計業務委託」を一般競争入札した結果、1億0228万3000円(税別)で浦辺設計に決めた。履行期間は2026年7月31日まで。
 施設概要は、RC・SRC・S造地下1階地上4階建て延べ1万0058㎡(1972年の建築)。業務内容は、耐震化工事・大ホール特定天井の耐震化(性能評価取得を含む)、老朽化対策工事・外壁改修、屋上防水改修、内装改修、エレベーター改修、大ホール舞台機構の更新、電気設備・機械設備の更新など、機能向上工事・大ホール椅子の更新、楽屋へのエレベーター設置など、その他・改修範囲のアスベスト含有調査などの基本・実施設計(建築、電気設備、機械設備)。建設地は同市本町17-1地内。
 既存施設は、固定席1979席のホールで、さまざまな催しに対応できるようゆとりを持った設計となっており、ステージには、せり装置やオーケストラピットなどを備え、間口・奥行き・高さも広く、深くなるよう配慮されている。これまで多くのアーティストのコンサートやオーケストラの公演などが開かれてきた。27年度の着工を目指している。