久しぶりにファミリーレストランに入ったら、そこには愛され系店員がいた。料理を乗せ軽快な音楽とともに現れたのは幼稚園児ぐらいの身長のロボット◆「お待たせしました。ご注文の品をお取りください」とテーブル横に登場。料理を受け取ると「ありがとうございました。ごゆっくりどうぞ」と去っていく◆あどけなさもありつつ、はきはきと聞き取りやすい声、丁寧な言葉遣い。子どもが一生懸命料理を運んできたような雰囲気に思わず笑みがこぼれる。親しみやすさを与えながらクレーマーの付け入る隙を与えない完璧な対応だ◆人手不足の中、建設業を含め各業界でロボットの導入が進む。基本的な性能が出そろったら、後はプラスアルファの勝負になる。現場のニーズにどう合致させるか。各社の腕の見せどころだ。












