相模原市は、DBO(設計・建設・運営)方式の採用を予定する「市営斎場長寿命化改修・運営事業」の事業者公募に向けて実施したサウンディング(対話)調査の結果を公表した。7社が参加し、5社は事業に「非常に関心がある」と回答。事業への参加に当たっては、「事業費を早期に提示すること」「市による近隣住民、利用者などへの丁寧な説明」などを求める意見が上がった。
市は、調査結果を踏まえ、11月中に実施方針・要求水準書案を公表し、2026年4月に入札を公告する見通し。同年10月の落札者決定、27年3月の契約締結を目指す。
調査では、設計企業、建設企業、維持管理企業などを対象に、参加意欲や事業条件、公募スケジュールなどへの意見を聴取した。
調査結果によると、既存施設を活用しながらの工事になるため、近隣住民や利用者への丁寧な説明を求める意見が複数上がった。建築工事・設備工事のステップ図の提示や夜間工事を踏まえた工事費設定を求める意見もあった。「現時点で想定されている単価では工事費が不足する懸念がある」「改修内容を踏まえると、提案期間がやや短い」との指摘も寄せられた。
改修計画によると、既存火葬炉(10炉)設備全てを更新するとともに、建物・設備を20年間使用できるよう長寿命化改修する。年間約8300件から約1万件に予約枠を増やすため、レイアウト変更やトイレ機器増設工事も予定する。
市営斎場は、1992年10月の供用開始から30年以上が経過し、施設や設備の老朽化が進んでいる。一方で高齢者人口の増加を踏まえた機能拡充も求められている。
既存施設の規模はRC造地下1階地上2階建て延べ4224㎡。所在地は南区古淵5-25-1の敷地約2.2ha。アドバイザリー業務は、パシフィックコンサルタンツが担当。実施方針・要求水準書案、入札説明書の作成や事業者選定の支援などを担う。
市は、調査結果を踏まえ、11月中に実施方針・要求水準書案を公表し、2026年4月に入札を公告する見通し。同年10月の落札者決定、27年3月の契約締結を目指す。
調査では、設計企業、建設企業、維持管理企業などを対象に、参加意欲や事業条件、公募スケジュールなどへの意見を聴取した。
調査結果によると、既存施設を活用しながらの工事になるため、近隣住民や利用者への丁寧な説明を求める意見が複数上がった。建築工事・設備工事のステップ図の提示や夜間工事を踏まえた工事費設定を求める意見もあった。「現時点で想定されている単価では工事費が不足する懸念がある」「改修内容を踏まえると、提案期間がやや短い」との指摘も寄せられた。
改修計画によると、既存火葬炉(10炉)設備全てを更新するとともに、建物・設備を20年間使用できるよう長寿命化改修する。年間約8300件から約1万件に予約枠を増やすため、レイアウト変更やトイレ機器増設工事も予定する。
市営斎場は、1992年10月の供用開始から30年以上が経過し、施設や設備の老朽化が進んでいる。一方で高齢者人口の増加を踏まえた機能拡充も求められている。
既存施設の規模はRC造地下1階地上2階建て延べ4224㎡。所在地は南区古淵5-25-1の敷地約2.2ha。アドバイザリー業務は、パシフィックコンサルタンツが担当。実施方針・要求水準書案、入札説明書の作成や事業者選定の支援などを担う。













