熊本県合志市は、国道57号中九州横断道路の(仮称)西合志IC周辺で動物との共生や癒しを軸としたまちづくりを計画している。2028年度の同道路供用開始を見据え、広域交通結節点としてのポテンシャルを生かし、動物福祉や健康、教育、産業振興を組み合わせた新たな地域拠点の形成を目指す。これに先立ち、その構想策定を支援する「“動物との共生”“癒し”の里こうし構想策定業務」の公募型プロポーザルを公告した。
対象区域は西合志IC周辺エリア。開発予定地となるエリア内には、総合運動公園跡地などの市有地約3.4haと民間開発予定地約2.3haを含む。市広域交通拠点周辺整備計画では、同エリアを「産業業務・自然共生拠点」に位置付けており、交通利便性と自然環境を生かした土地利用を検討する。
構想では、▽動物福祉・関係人口の創出▽高齢者の健幸づくり▽社会復帰や就労支援▽子どもの心の育成▽安全・安心な地域づくり--の5分野を重点テーマに設定。動物を介した交流拠点やアニマルセラピーの活用、ペット関連産業による雇用創出、ペット同伴避難所などの導入可能性を検討する。
業務は、対象地の土地利用条件や関係法令の整理、市民アンケートによる地域ニーズ把握、経済波及効果の分析を実施し、将来構想案やグランドデザインを作成する。民間事業者や関係団体による事業推進体制の構築支援、事業参加を検討する企業などによるコンソーシアム形成、国・県などの交付金活用に向けた支援も担う。見積限度額は3297万8000円(税込み)。履行期限は27年12月28日まで。
参加申込書は7月17日まで、企画提案書は同月24日まで市長公室秘書政策課で受け付ける。8月5日のプレゼンテーション審査、同月中旬の特定を予定している。参加資格は、過去5年以内の類似業務の実績などを求める。
