鳥取県は、米子市が策定した「中海・錦海かわまちづくり計画」に関連して官民が一体となって米子港の活性化に取り組む「よなごベイウォーターフロント活用事業」に必要な土地の取得に乗り出す。同時に、民間事業者による米子港賑わいづくり方策、事業者募集の条件なども検討する。
米子港周辺地域の活用については、関係行政や民間団体の代表者らで活用策を検討し、「漁港マリーナゾーン」「活性化ゾーン」「物流ゾーン」の3区域を設定する枠組みが整理された一方で、十分な活用が進まないまま現在に至っている。
その後、市の計画策定を契機に、米子港を含めた周辺地域全体の魅力向上と活性化を目指すため、学識経験者、観光・商工関係者、地元関係者、関係行政機関で構成する「よなごベイウォーターフロント検討会」が設置され、米子港周辺ウオーターフロント活用策がまとめられた。
活用策の基本コンセプトは、地域活性化につながる拠点づくりやにぎわいの創出を目指す「水辺を楽しむ憩いの空間・観光、歴史・文化、スポーツ」。取組事例では、市の計画推進に向けた国による親水護岸整備や湖岸堤整備と連携した水辺の散策路整備、民間事業者による活性化ゾーンの活用などを挙げている。
県は、6月補正予算で活用事業に必要な土地1万5962㎡を取得するための経費3億1500万円、よなごベイウォーターフロント検討会による米子港にぎわいづくり方策と事業者募集条件などを検討するための経費16万9000円を計上した。
