福島県いわき市は、Park-PFI(公募設置管理制度)の導入を見込む、三崎公園魅力向上事業の民間活力導入可能性調査業務を10月に委託する方針だ。2026年度9月補正予算案に関連経費1914万円を計上した。9月17日までを会期とする9月市議会の議決後、早期に発注手続きに着手したい考え。履行期限は2026年度末を見込み、PFIを導入する場合は27年度にアドバイザリー業務を委託する。同年度中に公募設置等指針を作成し、事業者を公募する予定だ。
三崎公園は、磐城海岸県立自然公園最南端の小名浜下神白字大作33にある風致公園。約62haの園内には、マリンタワーや野外音楽堂、民間飲食店舗併設の管理棟、多目的広場、民間が設置した宿泊施設などがあるが、これらの老朽化やバリアフリー化などが課題となっている。
このため、再整備に当たっては、民間活力を導入して課題を解消するとともに、防災や観光誘客などの機能を強化して魅力を高めたい考えだ。
魅力向上計画策定支援業務を八千代エンジニヤリングに委託しており、前提条件や課題の検討・整理、ニーズ、実績企業へのヒアリングなどを進めている。履行期間は9月末までとしている。
今回委託する可能性調査では、サウンディング(対話)型市場調査や高機能化計画案の策定、事業スキーム・リスク分担の検討、VFM(バリュー・フォー・マネー)の算出などを行う。
債務負担65億を設定
DO+B学校給食調理場
また、同市は、同9月補正予算案に、DO+B(設計・維持管理+建設)方式を適用する新学校給食共同調理場整備・運営事業費として、27-44年度までの債務負担行為限度額65億3997万円を設定した。議決後、10月にも先行してDO事業者を選ぶ公募型プロポーザルを公告する。27年2月下旬に優先交渉権者を特定する予定だ。DO事業予定期間は45年3月末までの15年間としている。
工事は別途、28年3-5月に発注手続きに着手する。30年1月に引き渡し、4月の供用開始を目指している。
市内に7カ所ある学校給食共同調理場のうち、平北部と平南部、三和、四倉の4カ所の統合施設を民間活力で整備する。
調理能力は日量最大約9000食を想定する。規模は事業者の提案に委ねるが、施設の耐用年数は30年以上を求める。
アドバイザリー業務は、アトラスワークス(東京都中央区)が担当している。
建設地は好間工業団地1-116ほかの敷地約1.8ha。
