8月に発生した千葉豪雨。勝手知ったる道路に放置された浸水車両の映像に改めて自然の脅威を痛感した◆渋滞対策の一環などで線路の下などを通過するために低く掘り下げられたアンダーパス。大雨の際にはすり鉢状の地形に雨水が集中し、急激な冠水に注意が必要とされる。連日続く豪雨により千葉市だけでなく、福島県いわき市でもアンダーパスの冠水事故で人的被害が発生した◆9月に入り再び雨が猛威を振るう中、千葉市の国道16号村田町アンダーパスで全国初の予防的通行規制が適用された。国は冠水実績を踏まえ、規制対象を22カ所に拡大している◆特筆すべきは国や地方自治体の対応の速さだ。人的被害の拡大防止という観点からとは思うが、これに限らず課題に即応する姿勢こそが、より良い社会を実現する第一歩となる。
