大林・地元4社JVで着工/26年2月に完成/山形銀行の新本店ビル | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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大林・地元4社JVで着工/26年2月に完成/山形銀行の新本店ビル

 山形銀行は9日、銀行本店を多目的ホールなどと複合化して建て替える新本店ビルを、大林組・千歳建設・山形建設・渋谷建設・市村工務店JVの施工で着工した。設計は本間利雄設計事務所・アール・アイ・エーJVが担当。2026年2月に完成させ、春の営業開始を目指している。
 山形市中心部の旧銀行本店ビル跡地に、銀行本店機能に加え国土交通省の「暮らし・にぎわい再生事業」を活用して、県民・市民に開かれた多目的ホールや全天候型にぎわい広場、シェアスペースなどの公益施設と一体化させた新本店ビルを建設する。
 規模はS造7階建て延べ1万4707㎡。建物は七日町大通りに面する西側に低層の4階建て、東側に中層の7階建てを配置する。内部は1-3層吹き抜けのにぎわい広場を始め、1階にシェアスペース、2-3階には県産材で内装を木質化した多目的ホールなどを備える。4階以上は銀行本店営業部や本部執務室などで構成する。4階建ての自走式立体駐車場なども備える。
 建設地は七日町3-1-2ほかの敷地3886㎡。