6月めどに発注支援委託/久里浄水場再構築事業手法はDB/唐津市 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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6月めどに発注支援委託/久里浄水場再構築事業手法はDB/唐津市

 佐賀県唐津市は、久里浄水場再構築事業の事業手法を基本設計先行型のDB(設計施工一括)方式に決めた。6月までに発注者支援業務を委託し、実施方針や要求水準書などの作成に着手する。
 同市の基幹浄水場である久里浄水場のうち、稼働開始から50年以上経過している第1浄水場(日量3万3200m3)を更新する。新たな第1浄水場は、現在の稼働率を踏まえ、処理能力を日量2万4000m3にダウンサイジングする。
 2025年度にDB事業者を選定・契約し、法定耐用年数の60年を迎える31年度までの施設完成を目指す。現第1浄水場は新施設が完成した後に解体する。建設予定地は、現久里浄水場に隣接する市有地約1万2500㎡。
 将来的には、市内の浄水施設を統廃合し、久里第1浄水場と久里第2浄水場(日量1万6000m3)、中山浄水場(日量2590m3)の3カ所に集約する。第1浄水場の新設基本設計業務は日水コンが担当した。