「横浜BUNTAI」が開館記念式/新たなイベントの拠点に/横浜市ら | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

関東・甲信越

「横浜BUNTAI」が開館記念式/新たなイベントの拠点に/横浜市ら

外観
山中市長(中央)ら
 通称「文体」の名前で市民から親しまれてきた、横浜市中区の旧横浜文化体育館の後継施設「横浜BUNTAI」が、4月1日に開館する。これに先立ち、横浜市とYOKOHAMA文体は23日、現地で記念式典を開いた。山中竹春横浜市長や、来賓として瀬之間康浩市会議長、岡田伸浩横浜商工会議所副会頭、ゲストとして俳優の竹中直人さんやタレントの秋元真夏さんが参加した。
 主催者を代表して山中市長は「BUNTAIを中心に横浜をさらに素敵な街にしていきたい」とあいさつした。トークセッションでは、タレントの秋元さんが「BUNTAIの周りの環境がどう変わっていくか、市民の方々と一緒に見ていけるのが楽しみ」とコメントした。
 その後、関東学院中学校高等学校マーチングバンド部や神奈川県・横浜市バトン協会合同チーム、YOKOHAMAROBINSらによる開館記念パフォーマンスの披露、山中市長らによる命名式・進水式に移った。
 横浜BUNTAIは、市が横浜文化体育館再整備事業として建設を進めていたメインアリーナ施設。設計は梓設計・アーキボックス・大成建設JV、監理は梓設計・アーキボックスJV、施工は大成建設・渡辺組JVが担当した。規模はRC一部S造3階建て延べ約1万5460㎡。
 観客席収容人数は約5000席で、アリーナ床面積は約2530平方mとなっている。アリーナは横に長いため、ステージ席とアリーナ席が近く、音楽ライブやスポーツ大会時などは、一体感と臨場感のある鑑賞・観戦が可能となる。
 同施設の所在地は中区不老町2-7。