権変認可、24年4月に着工/新小岩駅南口再開発 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

関東・甲信越

権変認可、24年4月に着工/新小岩駅南口再開発

完成イメージ
 三井不動産レジデンシャルと首都圏不燃建築公社が参加組合員として参画する新小岩南口地区市街地再開発組合(東京都葛飾区)は、26日に東京都から第一種市街地再開発事業の権利変換計画の認可を受けた。4月の解体工事着手、2032年の全体竣工を目指す。
 対象区域の新小岩1丁目地内(約1.5ha)を二分し、A街区には地下1階地上9階建て延べ5970㎡の業務施設と地下1階地上11階建て延べ1810㎡の商業施設を、B街区には地下2階地上39階建て延べ7万1730㎡の複合施設を建設する。B街区のビルは1-4階に商業施設、5-6階に駐輪場・機械室、7階以上に総戸数543戸の住宅を整備予定だ。
 事業コンサルタントは日本設計、基本・実施設計は松田平田設計が担当している。
 組合は現在、A街区施工者の選定段階にあり、A街区工事を25年4月-27年2月に進め、B街区は27年に着工、32年に竣工する見通し。
 B街区の住宅棟はZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)の取得を予定している。