5月24日まで受付、12月に最優秀者特定/新ごみ処理場整備・運営/柏崎市 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

中部・北陸

5月24日まで受付、12月に最優秀者特定/新ごみ処理場整備・運営/柏崎市

 新潟県柏崎市は、PFI法に基づく「新ごみ処理場整備・運営事業」の公募型プロポーザルを公告した。参加資格審査書類は5月24日まで、対面的対話用資料は6月21日まで、事業提案書と価格提案書は10月17日まで受け付ける。ヒアリング審査などを経て、最優秀者は12月上旬に特定する。
 DBO(設計・建設・運営)方式を採用する。設計・建設期間は2029年3月まで、運営期間は同4月から49年3月まで。予定価格は316億3200万円(税別)。
 グループでの参加が条件で、うち1社は市内本社企業とする。
 代表者はプラントの設計・建設担当で、清掃施設工事1300点以上であること。14年度以降に竣工したDBO方式の一般廃棄物処理施設新設工事の実績を求める。規模・機能は▽処理能力が1日当たり80t以上▽ボイラ・タービン式発電設備▽ストーカ式焼却炉--とする。
 建築物の設計担当は、ボイラ・タービン式発電設備を設置した同種施設の設計実績。建設担当は建築一式工事1300点以上の県内本社企業で、同種施設の施工実績となる。また、市内本社企業の1社以上参画を義務付ける。
 最優秀者の決定基準は非価格要素点が60点、価格点が40点。
 選定委員は西巻康之同市副市長、姫野修司長岡技術科学大准教授、濱田雅巳全国都市清掃会議技術指導部長らが務める。
 概要によると、エネルギー回収型廃棄物処理施設(全連続燃焼式ストーカ炉、処理能力1日当たり80t)とマテリアルリサイクル施設(同5時間当たり6.7t)、計量棟などを整備する。建設地は松波4丁目地内。