大阪市WTO/6月3-7日に参加受付/小・中校空調設備PFI | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

関西

大阪市WTO/6月3-7日に参加受付/小・中校空調設備PFI

 大阪市は、BTO(建設・譲渡・運営)方式のPFIを採用する「市立小・中学校空調設備整備事業」の総合評価一般競争入札を公告した。WTO対象で参加表明を6月3日から7日まで教育委員会事務局総務部施設整備課で受け付ける。
 7月12日に開札する。落札決定は、9月上旬を予定している。
 参加資格は設計企業、施工企業、維持管理企業などで構成するグループ。設計企業や施工企業は各業務担当のうち1社に、2013年度以降複数系統のマルチパッケージ型エアコン改修工事の実績を求める。
 事業の対象は、市内の小学校264校と中学校118校、義務教育学校1校で、合計室数は2393室。アドバイザーは、日建設計総合研究所らが担当している。事業期間は設計施工が28年3月まで、維持管理が41年3月末まで。
 参考価格として172億8850万7000円(税別)を提示している。総合評価項目などの審査は、岸本嘉彦大阪公立大准教授ら「大阪市PFI事業検討会議」の委員が担当する。
 4月24日に香簑小(西淀川区)、25日に巽中(生野区)で現地見学会を開く。19日までにメール(ua0005@city.osaka.lg.jp)で申し込む。