東京商工リサーチは9日、2月の建設業倒産(負債額1000万円以上)件数が、前年同月比17・3%増の169件に上ったと発表した。2月としては5年連続の前年超え。11年ぶりに1900件を超えた前年度を上回る可能性もあり、建設業経営を取り巻く環境が悪化している。
業種別では総合工事業が20・6%、職別工事業も42・3%それぞれ増加、元請け、下請けともに倒産が増加している。従業員数別では10人未満の小規模企業が件数で9割以上を占めた。
一方、大手・準大手・中堅企業も公共工事の受注で苦戦している傾向が出ている。日本建設業連合会の会員企業受注額は、1月の国内建設受注額は9・6%増で3カ月連続の増加。ただ内訳は民間工事が24・7%増に対し、公共工事は32・1%減と明暗が分かれている。
