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【入札後JV結成で10月11日まで】設備一括で新庁舎公告/気仙沼市

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 宮城県気仙沼市は17日、新庁舎建設工事(建築設備一括)の一般競争入札を公告した。JV代表者が入札し、落札候補者決定後に市内企業と2-3社JVを結成する「入札後JV結成方式」を適用する。代表者の参加申請書は10月11日まで受け付け、31日に入札する。

 代表者の参加資格は、同市の土木一式工事と建築一式工事ともにAランクで、経審の総合評定値が土木一式1200点以上、建築一式は1500点以上。2014年度以降に元請けとして延べ4500㎡以上の庁舎や銀行、本社ビルなどの新築か改築、増築工事の実績(JV実績は代表者に限る)など。

 代表者以外の構成員は、市内に本店がある建築一式工事Aランク15社と土木一式Aランク21社が対象となる。出資比率は2社JVの場合は30%以上、3社JVは20%以上としている。

 規模は、S一部RC造地下1階地上4階建ての庁舎棟と、木造平屋建ての付属棟を含めた総延べ床面積9480㎡。工期は2027年7月30日まで。設計は公募型プロポーザルで選ばれた久米設計・国際航業JV、執務環境整備および文書管理適正化等支援業務はオカムラが担当した。建設地は田中184の旧市立病院跡地。

 予定価格は事後公表だが、24年度6月議会で91億8700万円を限度額とする27年度までの債務負担行為を設定している。

 

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