【京都・相楽中部消防組合】予定価格31・8億、消防本部(署)新庁舎の建設工事 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

公式ブログ

【京都・相楽中部消防組合】予定価格31・8億、消防本部(署)新庁舎の建設工事

完成イメージ


 京都府木津川市、笠置町、和束町、南山城村で構成する相楽中部消防組合は、「相楽中部消防組合消防本部(署)新庁舎建設工事」の一般競争入札を公告した。入札参加資格確認申請書は10月4日まで、消防本部総務課で受け付ける。入札書の提出は11月13日まで。14日に開札する。
 参加形態は2社JV。代表企業は建築一式工事の総合評定値が1200点以上で、2013年度以降に同工事と同規模以上の公共施設の建築工事を元請完工した実績があることなど。代表者以外の構成員は建築一式工事の総合評定値700点以上。
 概要は、建築工事が消防本庁・署棟(RC一部S造3階建て延べ4608㎡)、訓練棟(RC造4階建て延べ472㎡)、車庫棟(RC造3階建て延べ387㎡)、屋内貯蔵所ほか4棟。そのほか、電気設備、機械設備、土木II期の各工事。予定価格は31億8805万1000円(税別)。設計はニュージェックが担当した。工期は25年10月31日まで。建設地は木津川市城山台9。
 同庁舎は、再生可能エネルギーを積極的に活用するなどSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む災害対応拠点施設として整備する。
 非常時に迅速な災害対応が行えるよう、地震や豪雨などの防災・防火性能と事業継続性の向上を目指すほか、機能集約や情報化への対応によって消防本部全体の活動能力の向上を図る。また、地域全体の防災力や利便性の向上を図り、経済性や環境、住民の安心・安全、地域性、柔軟性にも配慮する。

 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら