【奈井江町新庁舎建替実施設計 事業費は22.7億】防災倉庫・車庫を追加 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【奈井江町新庁舎建替実施設計 事業費は22.7億】防災倉庫・車庫を追加

 奈井江町は、新庁舎の実施設計をまとめた。規模はRC一部木造2階建て塔屋1層延べ2716㎡で、概算総事業費は22億7050万円を試算する。基本・実施設計は北海道日建設計が担当した。
 完成から50年近くが経過し老朽化した現庁舎(RC造地下1階地上3階建て塔屋1層延べ2683㎡)を奈井江11-11の現在地で建て替える。

 実施設計では、新たに防災倉庫・車庫棟(RC造2階建て延べ704㎡)を追加した。
 1階は、エントランスやラウンジ、執務室を配置するほか、利用者窓口を設置し、子育て支援センター、保健センターを設ける。2階は、町長室などを設け、議場は大会議室と共用し多目的利用を想定している。
 環境配慮の面では、断熱性能向上や昼光利用、自然換気などパッシブ技術を推進する。
 概算事業費の内訳は、設計・調査が1億1438万円、庁舎建設工事費が15億5361万円、外構が1億7073万円、防災倉庫・車庫棟が2億1445万円、解体・撤去費が1億3619万円、車庫改修・備品・確認申請に8112万円を見込んでいる。
 7月に着工、2023年12月の完成を目指す。


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