東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険は、横浜市で推進している「北仲通北地区B-1地区新築工事」の街区名称を『ハーバーステージ横浜北仲』に決定した。二方が海に囲まれたウォーターフロントの立地に、「日常を輝かせる水辺のステージ」が誕生する。
施設は住宅・商業・オフィスで構成し、住宅部分の名称は『ブランズタワー横浜北仲』とした。総戸数704戸の分譲マンションとなる。5月9日にオフィシャルサイトを開設する。
施設は、地下1階地上40階建て、高さ約150m。低層部の1-2階は、運河沿いの開放的な環境を楽しめる約4300㎡規模の飲食店舗、サービス店舗などが開業する。2-6階は基準階面積約740坪(約2440㎡)のオフィスゾーンとなる。
北側の運河沿いにはプロムナードや芝生広場を設け、商業エリアとともに立体的なにぎわいを生み出す。航跡波をモチーフとした舗装パターンの上に、木立やさまざまな形状のベンチ・カウンターテーブルを配置。
建物の周囲にも魅力あるランドスケープを形成する。西側にはシェア型農園を計画しているほか、屋外空間に階段と踊り場を配置。みなとみらいの景色を一望できる新たな眺望スポットとなる予定だ。
環境面では、総床面積約10万9000㎡を実質再生可能エネルギー100%の電力で賄う予定だ。
設計・監理は熊谷組・東急設計コンサルタントJV、施工は熊谷組。外観デザインは日建設計、ランドスケープデザインはスタジオ・ゲンクマガイが担当。住宅棟の供用部デザインはthe range designが担当した。2027年11月の竣工を目指す。
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