【第一生命保険が京橋に木造中高層ハイブリッド】設計・施工予定者は清水建設 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【第一生命保険が京橋に木造中高層ハイブリッド】設計・施工予定者は清水建設

 第一生命保険は、東京都中央区京橋2-4-12に木造ハイブリッド構造の賃貸オフィスビルを建設する。設計・施工予定者は清水建設。規模はS一部木造地下2階地上12階建て延べ約1万6000㎡を想定している。2025年以降の竣工を目指す。

外観イメージ



 16日に第一生命保険と設計・施工予定者である清水建設が共同で新築計画の検討に着手すると発表した。
 第一生命保険にとって2件目の木造オフィスビルとなる。今後、新築計画の詳細な検討を進める。
 「スリム耐火ウッド」「ハイウッドビーム・スラブ」「ハイウッドジョイント」などで構成する、清水建設が開発した木材と鉄骨、コンクリートをニーズに応じて適材適所に組み合わせる最先端の木造ハイブリッド技術『シミズハイウッド』を採用する。

 多摩産材を含む国産木材の使用を予定している。主要構造部の柱・梁の一部に中高層ビルとしては最大級となる1000㎡程度の木材を使用して建設時のCO2の削減や固定化に取り組む。同規模のS造の賃貸オフィスビルと比較して建設時のCO2排出量20%以上の削減を目指す。
 工事電力も木質バイオマス発電由来のグリーン電力証書を活用して再生可能エネルギーで賄う予定だという。これにより約230tのCO2削減効果を見込む。



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