【22万㎡複合施設】野村不の津田沼駅南口再開発/千葉・習志野市が都決 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【22万㎡複合施設】野村不の津田沼駅南口再開発/千葉・習志野市が都決

完成イメージ


 野村不動産が千葉県習志野市で計画する、津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業が10月29日、習志野市から都市計画決定を受けた。総延べ約22万㎡の複合施設を整備する。2025年7月の事業認可、26年3月の権利変換計画認可後、同年4月から既存施設の解体工事に着手する。28年内に新築着工し、31年内の完成を予定している。

 施行区域は、JR総武線津田沼駅南口駅前広場や津田沼緑地、商業・業務複合施設「モリシア津田沼」がある谷津1ほかの約3.4ha。モリシア津田沼内に現在の習志野文化ホールがあり、市が区分所有している。

 施行予定者の野村不動産は、南東側に最高高さ198.5mでRC造52階建ての住宅棟、南西側にS・SRC造の複合施設棟の2棟を建設し、駅に近い北側には駅前広場と、その上部に駅前広場デッキの整備を計画している。建築面積は約1万8300㎡。基本設計は東急設計コンサルタントが担当した。

 複合施設棟にはモリシア津田沼と同規模程度の商業機能、約4000㎡の屋上広場、市の習志野文化ホール(座席数1350席)、オフィスが入る。

 習志野文化ホールについて市は、野村不動産が再開発施設とともに行う基本・実施設計の内容などをチェックするため、支援業務をシアターワークショップに委託している。
 

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